出会いの定番といえば合コン！というのはもはやひと昔前の話。令和が始まろうとしている現代においては時代遅れなのでしょうか。「若者の合コン離れ」と言われて久しい気はしますが、あくまでも感覚的なものでした。・・・が、少し調べてみたところ、このようなデータが出てきました。
≫“若者の○○離れ”に対する考え 20代の半数近くが「ゴルフ離れ」「合コン離れ」を実感
≫“若者のクルマ離れ”ではなく“クルマの若者離れ”？ 「好みに合うものがあればお金をかけたい」で自動車が3位に最近では、“若者の○○離れ”が指摘されるなど、20代の消費対象にはこれまでとは違った傾向がみられることがありますが、20代自身はどのような実感を持っているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、日頃、自分自身が、“○○離れ”していると感じるものを聞いたところ、「固定電話」が 55.9%で最も多く、次いで、「ゴルフ」が 48.6%、「合コン」が 47.1%、「新聞・雑誌」が 42.2%、「スキー」が 39.3%となり ました。ゴルフやスキーなど、バブル時代の若者に人気だったスポーツも、現代の20代では“○○離れ”に該当するスポーツになってしまっているようです。また、合コンも、半数近くの20代が“○○離れ”として実感していることがわかりました。
引用：20代の金銭感覚についての意識調査2018
by SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
ご覧のとおり、なんと20代の半数近い47.1％が合コン離れを実感しているとのこと。正直、僕も合コン経験はそれほど豊富ではありませんが、いい出会いにつながったケースは少なかったですね。なぜ若者たちは合コンを敬遠するのか、婚活に合コンは適していないのか、を検証していきましょう。
合コンはコスパが悪い？男性が多めに支払いがデフォ
これって昔からの常識という感じですよね。
婚活パーティーや街コンなんかでもそうですが、婚活市場・恋愛市場では男性が多めに支払うのが当たり前という価値観がマジョリティ。なぜ？と聞かれても明確な理由を答えられる人っていませんよね。例えば、メンバー構成が「男性側：中小企業の事務職（年収400万）、女性側：大手航空会社のキャビンアテンダント（年収1000万）」の合コン（実現性は低いと思いますが）の場合、支払いはどのようになると予想されますか？
交際を求める以上、お金をケチるべきではないのは当然のことです。ただ、初対面、かつ1対1のデートではなく連絡先すら知らない相手（しかも複数名）の食事代をもつことに違和感を覚える若者が増えているのでしょう。
どんな相手が来るかわからない（ガチャ要素が強い）
これは男女ともに言える話です。言い方が悪く申し訳ないと思いますが、正直「ガチャ」なんですよね。幹事からある程度の情報を仕入れたうえで参加する人が多いと思いますが、あまりアテになりません。
女性側の「みんなかわいいから！」って言葉、信用できます？もちろんそのとおりになるケースはありますが、期待を下回ったことって多くないですか？人は見た目がすべてではありませんが、お付き合いする相手に対して求める最低限の基準は誰でも持っていると思います。美味しいご飯やお酒を飲むこと、楽しい時間を過ごすことが目的ならいいと思いますが、真剣な出会いが目的なら・・・ですよね。
結果、合コンに参加するのは時間のムダと考える
というわけで、貴重な時間とお金を費やすのはもったいないと考えるのでしょう。お酒を飲んでパーっと楽しむなら気の置けない友人や同性同士の方がいい！と思うのは自然だと思います。事実、僕も大人数で遊ぶ時は男性ばかりってことが多いです。
コスパやガチャなんてひどいワードを並べてしまいましたが、おそらくこれが平成、いや令和世代の若者の価値観なのかもしれませんね。
合コンに変わる出会いの場＝マッチングアプリ？
もうすっかりおなじみとなった出会いのツールですよね。
それこそひと昔前は「危険」「怖い」「犯罪」「美人局（つつもたせ）」といったイメージが強かったのですが、今は利用者が増加の一方のようです。上記のような「非効率な合コン」と比べると、圧倒的に効率の良いツールだと思います。いつでもどこでも、自分の都合に合わせて相手探しができますし、メッセージのやりとりにこぎつけられれば、趣味や性格など相手のことをよく知ったうえで初対面を迎えることができます。
男性側は課金しなければならないアプリがほとんどであるなどデメリットもありますが、合コンの参加費用を考えるとこちらの方がコスパは良いのかもしれませんね。マッチングアプリはちょっと怖い、抵抗があるという方には、結婚相談所系のサイトなんかで無料相談から・・・という方法もオススメです。
